積水メディカル株式会社との提携について

2023年1月11日
株式会社ボゾリサーチセンター

株式会社ボゾリサーチセンター（代表取締役社長：山内久実、以下「当社」）は、1972年に事業開始以来、非臨床試験の事業規模拡大に半世紀努めてまいりましたが、更なる事業サービス向上の為、非臨床分野における薬物動態試験受託研究機関である積水メディカル株式会社（代表取締役社長：高橋栄一）と、2022年11月7日付けで協業に関する覚書を締結致しましたのでお知らせ致します。

  当社は1972年2月の創業から主に薬効薬理試験、安全性試験（in vitro及びin vivo）を中心に創薬の開発から治験まで幅広い非臨床研究試験受託を実施しており、現在では国内4ヵ所、海外1ヵ所の計5ヵ所の研究所にて、マウス、ラット、モルモット、ハムスター、ウサギ、イヌ、サル及びミニブタなどの各動物種や、さまざまな細胞等を用いて国内非臨床試験CROとしてトップクラスの年間約3,000試験を実施しております。
  積水メディカル株式会社の創薬支援事業は、1965年5月に茨城県東海村に研究所を開設してから50年以上の間、医薬品開発のための研究支援として、主に放射性標識化合物を用いた非臨床薬物動態試験を中心に受託研究事業をおこなっております。国内薬物動態試験のCROとして、近年では多様化するモダリティや各種バイオマーカーの分析などに対応するための最新分析機器の導入や、弊社独自技術であるPALSAR法などを用いた高感度分析技術の開発にも注力しております。
  今般、両社は非臨床試験受託営業活動において協働でプロモーションを行うことにより、医薬品開発において積水メディカル株式会社の薬物動態試験と当社の非臨床研究試験を組み合わせたトータルソリューションを提供して参ります。両社は非臨床試験をトータルで提供していくことにより、幅広い領域において時代のニーズを先取りする形で市場のご要望に応え、新薬候補となる新規化合物の有効性の研究と、医薬品を中心に人体が触れるあらゆる物質を対象とした安全性の研究を通して、人々の安全で豊かな生活を支えます。