ボゾリサーチセンターの生命線は人材です。
安全性試験においては、GLP(Good Laboratory Practice)に則した試験遂行のため、社員には高度の専門性や試験法ガイドラインへの深い理解が求められます。
また、創薬に関連した科学技術の進歩、グローバル化など、業界を取り巻く環境が変化を迎えようとする中で、確かな知識と判断に基づき対応できる強い人材を育てることは、ますます重要な課題となっています。
創薬から安全性試験までの包括的な開発支援体制を持つ当社は、こうした人材教育の重要性を理解し、様々な取組みを行なっています。
社内研修
新入社員に対しては、試験業務を行う上で必要となる関連ガイドラインの教育や、社内資格(技能)を取得するための各種プログラムを実施しています。
また、毒性学、病理学、生化学、臨床検査学、統計解析学など専門領域に応じた基礎プログラムを用意し、業務に求められる基礎知識や技能の習得を支援しています。
社内外の専門家による勉強会も多数準備されており、研究員は自らの目的に合わせて計画的に受講し、専門性を高めています。
学会発表
毎年、全国各地で開かれる大小様々の学会・研究会において、当社所属の研究員による研究成果の発表が行われています。
また、それらの発表の中から見事受賞を勝ち取る件数も近年ますます増えてきました。
はじめは自己研鑽からスタートし、こうした発表機会を数多く得る中で、日本毒性学会、日本毒性病理学会など学会認定の専門家資格(認定トキシコロジスト、毒性病理学認定専門家)を有する様々な分野のスペシャリストが育っています。
国内留学
日頃の研究意欲とその成果が認められた研究員に対しては、大学を含む研究機関への国内留学の道も開かれています。
入社後の国内留学による博士号取得者はこれまでに26名を数え、それぞれが優秀なSD(試験責任者)として当社の研究を牽引する活躍を見せています。
会社に籍を置きながら他の研究機関に所属することで、研究者としての視野が広がり、独善的ではない、顧客から信頼されるプロフェッショナルへと成長することができます。
海外交流
非臨床マーケットのグローバル化に対応し、私たちボゾグループも事業所間の連携と人の往来を加速させています。
設立から50年の実績をもつ海外の研究所とは、互いが強みとする試験サービスに関する技能習得を目指した研究員の派遣、試験技術や市場に関する日常の意見交換も緊密に行なっています。
また、米国SOTには双方から研究員や営業マンが集い、世界各国のクライアントに対し一丸となってボゾグループを売り込みます。