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仕事内容
現在は、7名が所属する研究室の室長・試験責任者として複数の試験を監督するプロジェクトリーダーの役割を担っています。試験委託を希望されるお客様と打ち合わせを繰り返して試験をデザインし、各担当者から上がってくるデータをまとめて報告書を作成し、お客様に納めることが主な仕事です。試験の立案にあたっては公的なガイドラインを参考にしますが、詳細は化合物の特性に合わせて試験ごとに最適化する必要があるため、お客様を訪問したり、メールや電話で丁寧に打ち合わせをして試験の立案を行います。
これまでのキャリア
2001年 ボゾリサーチセンター入社
2003年 試験主担当者就任(試験責任者をサポート)
2004年 公立の研究所で2年間の社外研修を経験
2006年 日本毒性学会認定トキシコロジストの資格を取得
2007年 試験責任者就任(試験をマネージメント)
2008年 獣医学博士の学位取得
これまでのキャリア
2003年~

スキルアップと同時に
お客様の視点を学んだ国内留学

入社後2年経ち試験主担当を任せられてからは、試験責任者の補佐として実験現場の技術者たちをリードしながら安全性試験の経験を重ねました。また、試験で得られた興味深いデータに着目し、業務と並行して実験を行い、その結果を学会で発表するチャンスをいただきました。この成果がきっかけとなり、社外研修生に選ばれました。この2年間の国内留学の間には、出向先で毒性病理学の研究に従事し、多くの論文を上梓しました。留学先では製薬企業や化学メーカーからの研修生と触れ合う機会も多く、彼らとのディスカッションを通して、異なる立場や視点で考えられる力がついたと思います。その経験を活かし、現在はお客様の視点に立った試験立案を心がけています。

2006年~

ルーチンワークの中に隠れた
成長へのチャンスを見つける

2006年に社外研修を終えてボゾの御殿場研究所に戻った後も業務と並行して実験データをまとめ、その年に博士号の学位を得る事ができました。我々が行っている安全性試験では、単調で慎重さを強いられる作業も多くありますが、作用の異なる数多くの化合物を評価するため毎回異なる結果が得られる楽しみもあります。研究員には、それらの日常の試験業務から生じた毒性学的な疑問や発見を発展させ、研究課題として取り組み、学会発表や論文投稿することが推奨されています。日常業務の中で常にアンテナを張っていれば、きっと打ち込める研究テーマが見つかるはずです。モチベーションの手助けともなる社内の勉強会を上手に活用しながら、日常業務に埋没することなく科学者として成長を続けて欲しいと思います。我々の業務の中では、試験期間が2〜3年に及ぶような長期の試験もあり、その化合物のことを最もご存知であるお客様の担当者と、試験現場の我々とのパートナーシップがプロジェクトの成否を左右する事にもなりかねません。お客様から信頼を得るためにも、我々自身の科学レベルを高めることが欠かせないと考えています。

2007年~

日本をリードする大手企業の
安全性試験を担当

2007年には、試験責任者の社内資格を取得して現職となりました。試験責任者は、安全性試験においてはその化合物の総責任者として、法的にも試験の全責任を負う存在です。たとえ社長であっても試験に口出しすることはできません。重い責任を負う反面、大変やりがいのある仕事です。試験責任者として着任した当初は、毒性が弱く評価が比較的容易な食品などの安全性試験を通して経験を積み、現在では日本有数の製薬メーカーの仕事を中心に、スケール感ある仕事を担当しています。私は、第三者機関の試験責任者として科学的に中立であることを信条とし、動物試験で得られた結果がヒトの健康リスクになり得るのか否かを常に考えながら試験に取り組んでいます。また、お客様の開発戦略を意識してスピーディーな対応を心がけることで、新しい治療法を待っている患者さんに新薬をいち早く届けたいと思っています。これらの視点が、現在のお客様からの信頼につながっているのだと思います。

今後について
お客様の開発部署には、優れた研究者が数多くいらっしゃいます。彼らと良いコミュニケーションをとることができなければ、良好なパートナーとしての提案をすることはできません。今後、試験責任者としてプロジェクトマネジメントを継続していくためには、専門の毒性学はもちろん幅広い知見と経験が欠かせないと思っています。さらにはお客様が想定していなかったリスクなどに適切に対応、報告することも大きな役目です。最近では大学発のベンチャー企業の仕事も増えてきました。大手企業の優れた研究者の方々との仕事で得た経験を活かして、コンサルティングの要素も加えながらサポートできる場面もあるはずだと考えています。

志望学生にアドバイス

志望学生にアドバイス

この仕事を続けながら、つねに次のステージを目指して成長するためには、知的好奇心が欠かせません。ルーチンの作業に埋もれること無く、新しい視点を持ち続けることで、さらなる高みにチャレンジできるチャンスを探してほしいですね。純粋に実験が好きな人、得られたデータの解釈を議論することが好きな人にとっては、非常に良い環境だと思います。

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