分析試験

高感度及び高分子医薬対応

ボゾリサーチセンターは、GLP体制下で幅広い分析試験に対応し、高い開発力と高品質の分析データで医薬品開発を支援しています。

近年、動物愛護の観点や極めて低用量で実施されるマイクロドーズ試験の実施、またバイオ医薬品市場が成長を続けている等、高感度測定及び高分子化合物の測定の必要性が高まって来ています。

弊社内でも、多様な濃度や質量数の物質の測定のご依頼に対応するために、高感度かつ広範囲の質量数を測定可能な質量分析装置の必要性を強く認識するようになりました。

そこで、弊社では高感度測定及び高分子化合物への対応として、Triple Quad 6500+システムを導入しました。
Triple Quad 6500+システムは従来の機種と比較して高感度化、ダイナミックレンジ及び測定可能な質量範囲の拡大、極性切り替え速度の上昇、分析速度の上昇という特徴を持っています。
本システムの導入により問題は解決され、低分子化合物はもちろん高分子医薬品も、GLP体制下で高感度かつ幅広い分析試験に対応することが可能です。

機器構成

• 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)：ExionLC (AB Sciex)
• 四重極質量分析器(MS)：Triple Quad 6500+(AB Sciex)
• 無停電電源装置

対応可能な測定対象物質

• 低分子化合物
• 高分子化合物（ペプチド/抗体薬など）
• 高分子医薬品（タンパク質医薬品/核酸医薬品など）
• 各種バイオマーカー、その他

測定対象試料

ラット、マウス、サル、イヌ、ウサギ等：血漿、血清、尿、各種臓器、その他
ヒト（Phase1～4）：血漿、血清、尿、爪、その他

使用対象分析試験

• バイオアナリシス（生体試料中薬物濃度測定）
• 高分子化合物（ペプチドなど）の定量分析
• 各種薬物動態試験
• 血中／組織中各種バイオマーカー測定、その他