バイオ医薬品等創薬支援技術

ポリクローナル抗体作製

ウサギポリクローナル抗体の作製を受託しております。
AAALAC international(r)及び優良試験所基準（GLP）準拠の清潔な施設、熟練したスタッフで抗体作製を行うため、
高抗体価が期待いただけます。概要を以下に示します。詳細につきましては、担当営業にお問い合わせください。

■特徴

• 免疫動物
  免疫動物若齢の日本白色種またはニュージーランドホワイト種雌ウサギに免疫をします。各抗原1匹からの受託をお受けできますが、抗原との反応性は個体ごとに異なりますので、複数匹の使用をお勧めします。
  複数匹を使用される場合には、雄親、雌親とも異なる動物を準備します。
• 必要抗原量
  免疫動物に対する抗原性の高いものであれば1匹あたり0.4mg程度（ご希望により、これ以下の量でも受託可能な場合がございますのでご相談ください）から可能ですが、抗原量を多く準備いただけるほど確実です。
• アジュバンド
  基本的にはTiterMax^TM Goldを使用しますが、FIA等、他のアジュバンドをご希望の場合はご相談ください。

  ※TiterMaxはTiterMax USA社の登録商標です。

• 免疫回数
  基本的には4回で実施しておりますが、抗体価の状況を確認の上、5回目の免疫を追加することも可能です。
• 試験計画書
  実際のスケジュール・作業内容を詳細に定めた試験計画書を作成いたしますので、作業を事前にシュミレートいただけます。

■標準スケジュール
（操作項目：初回免疫から全採血まで7週間）

一般状態は毎日1回観察し、体重は各投与日に測定します。

この他、動物の入手に約2週間、動物の検疫※に約1週間の計約3週間が必要です。

※抗体価を高めるためには健康な動物であることが重要です。

■納品物例

• • 抗血清(ポリクローナル抗体)
  • 脾臓細胞
  • 末梢血単核球（PBMC）
  • 骨髄細胞の採取(オプション)